久しぶりの博多旅行と、人生初の大相撲本場所観戦なのですよ。
以前に、九州場所を観戦するのに、会場周辺の駐車場とかチケットのリセールサービスのことを調べました。
出発の朝は冷え込みがきつかったので、飼っているインコのかごにヒーターを取り付けたが、そのせいで出発が遅れ、妻と義母を乗せて急いで車を走らせた!
三崎港に到着したのが出航の15分前。
ネット予約のプリントには、出港時間の30分前には到着していないと予約が無効になると記載しているが、窓口にプリントと車検証を提出し、何事もなく乗船手続きができたよ。ホッと一安心(*‘∀‘)
天気も良く、波も穏やかで良い旅になりそう(*´ω`)
大分県の佐賀関港に着岸し、大分宮河内ICで高速道路に乗り、2時間ほどで福岡市内に到着。
博多うどん
まずは、昼ごはんに博多うどんを食べよう。
タモリさんがお気に入りの“うどん平”にするか、孤独のグルメにも出てた“みやけうどん”にするか。
悩んだ末に、“うどん平”に決定。
博多うどんは、コシがなくやわらかいと聞いていたが、思ったよりもコシがあるね。
ごぼううどんを食べたが、ごぼうの香りがフワッと鼻にぬける。
うどんの表面がもちっとしていて、のどごしが良い。
だしは、さぬきうどんよりも少し濃い目かな。
友泉亭公園
友泉亭公園という日本庭園に行く。
黒田継高公が江戸時代に造った庭園で、池のまわりに様々な木が植えられているんやな。
紅葉には少し早かったが、大広間からの景色が素晴らしい。
妻と義母は抹茶を、僕はコーヒーを飲みながら日本画のような風景を堪能した。
外国人の女性たちが、土産物の和柄のハンカチを熱心に見ていた。
今夜の宿、三井ガーデンホテル福岡祇園へGO!。
今年完成したばかりの新しいホテルなので、少し狭いがとてもきれい。
荷物を置いて、すぐに大相撲九州場所が開催されている福岡国際センターへ。
車で行こうかと思っていたが、市内は混雑しているし、帰る時間は暗くてわかりにくいだろうから、タクシーで行くことにした。
年配の運転手さんに博多うどんのことを聞くと、「うどんはやっぱり讃岐うどんの方が美味しいよ」という。
「博多ラーメンはどこもだいたい同じ。好みによるね」
博多の水炊きは、鶏肉を骨ごと煮込むという。いい出汁が出そう。
タクシー料金はEdyで支払った。すごく久しぶりにタクシーに乗ったけど、タクシーもペイペイはじめキャッシュレス対応になっとるね。
すぐに福岡国際センターへ到着。
大相撲九州場所を観戦
力士の名前ののぼりの数がすごく、大相撲観戦の実感がわいてきた。
おみやげの前はすごい人だかりだが、友人のために大相撲クッキーを購入。
桝席にすわってしばらくすると、力士たちが土俵のまわりに並ぶ土俵入りが始まった。
白鵬の姿が見えないなと思ったら、白鵬だけは後で一人で入ってきた。
横綱は別格なんやな。
もらった取組表を見ると、すもうは朝の8時40分からやってるのか。
序ノ口、序二段、三段目、幕下、十枚目、中入と続いてる。
せっかくの大相撲なのに、もっと早く来れば良かったと後悔した。
知らなかったが、行司さんって頻繁に交代しているね。
一人で20番くらいさばくのかと思っていた。
生で観ると、やっぱり迫力がすごい!
たまり席には着物を着た女性がいる。芸妓さん?
土俵のまわりにいる5人の勝負審判(親方)も時々交代してる。
振分親方(高見盛)は遠くからでも目立つなぁ。
座布団は思ってたよりも厚みがあってふかふかで、長時間すわっていてもおしりは痛くないよ。
四人桝席だけど3人共小柄なので、3人横並びで足を伸ばしてすわった。
足を伸ばせるとやっぱり楽だな。
隣に外国人男性の3人組。
取組が決着するたびにワオ!と楽しそう。
意外に幼稚園児くらいの子どもが多く、力士にかわいい歓声を送っているので、妻も負けじと「たかけいしょー」「たかやすぅー」と叫んだ。
すり鉢状の形状のせいか声が響く。
帰ってテレビ録画を確認してみると、声は録れていなかったけど画面に妻と義母の姿が映っていた!(^^)!
最後の一番の白鵬-明生戦は、明生がすべってあっけなく終わった。
しかし、土俵の上に吊り下げられている吊り屋根は大きいね。落ちてこないか心配。
おにぎりあたためますかにも登場した“博多表亭”
夕食は博多表亭で、モツ鍋と呼子のイカを頂くことに。
僕がいつも見ているグルメ番組おにぎりあたためますかにも登場したのだ。
タクシーの運転手さんに「表亭までお願いします」と告げると
「どこの表亭ですか?」という。
えっ!表亭っていくつもあるのか?
妻が「たぶん本店って言いよったと思う」
本店で合ってた。
でも残念なことに、しけでイカが獲れなかったため、クエに変更になっていた。
ショックだが、まあ、クエのお造りも美味しかった。
モツ鍋は、臭みがなくコクがあって、〆のチャンポンも出汁がしみてて美味しい。
お腹一杯なのに、ついつい食べて過ぎてお腹が苦しいよ。
デザートの葛餅は美味しかったが、お茶がなかったのが物足りなかった。
三井ガーデンホテル福岡祇園
ホテルに戻って、少し休憩してから13階の大浴場へ。
ふつうのお湯かと思ったら、鉱石泉と炭酸泉だった。
露天風呂やスチームサウナもあって、ゆっくりくつろげたよ。
出る時に、韓国人の若い男の子たちが入って来て、韓国語で話しながら風呂に入っていったけど、生の韓国語の響きがカッコいいね!
部屋に戻ってベッドに寝転ぶと、アメリカのサータ社のマットレスがちょうど良いやわらかさで気持ちいい。
翌朝、1階の朝食会場でバイキング。
メニューが和洋豊富でどれも美味しい。
ご飯も福岡県産と佐賀県産の2種類ある。
辛子明太子やすくいどうふもうまい。
フレンチトーストや明太バケットもイケる。
ヨーグルトにドライフルーツとコーンフレークとメイプルシロップをかけたものがおいしくて、おかわりしてしまった。
コーヒーもふつうにおいしかったよ。
太宰府天満宮
チェックアウトし、2日目のメインである太宰府天満宮へ。
都市高速に入る時と太宰府ICで降りる時に間違えてしまって時間をロス。
参道にみやげ物屋がたくさん並んで、観光客も多い。
名物の梅ヶ枝餅の店があちこちに。どこが一番おいしいの?
東京オリンピックに向けて建設中の新国立競技場を担当した建築家の隈研吾さんが設計したおしゃれなスタバも!
いよいよ太宰府天満宮に入ると、牛の像の前に行列ができていた。
菅原道真公のご遺骸を牛車に乗せて運んでいる途中で動かなくなった牛らしい。
牛と一緒の記念写真を後ろの人に撮ってもらった。ありがとう!
赤い太鼓橋を歩き大きな鳥居をくぐり立派な楼門を入る。
御神木の飛梅が右手に見えた。
菅原道真公を慕って、京都から一瞬で太宰府まで飛んできたという飛梅。
本殿で拝み、さらに本殿の奥へと進む。
天開稲荷社とその裏にひっそりある奥の院
鳥居がいくつも連なっている急な石段を登りきると、天開稲荷社(てんかいいなりしゃ)があった。
標高が少し高いせいか、紅葉がきれいだったよ。
そのさらに奥のほら穴の中には、奥の院と呼ばれる場所があった。
ほかとは少し空気の質が違う雰囲気だな。
なんかすごいパワースポットかも。
庭で、20cm近い長さの巨大な松ぼっくりを拾った。
こんなに大きい松ぼっくりは見たことがなかったので後で調べてみると、北米原産の大王松という松かもしれない。
カンカンカンと金属音がするので見てみると、隣に小さな遊園地もあった。
引き返すと、七五三の親子連れが多く、さっきより参拝者が増えていた。
暖暮のラーメン
太宰府を後にして、参道でおみやげを買い、太宰府駅前の暖暮というラーメン屋の長い行列に加わる。
30分以上待ってようやくラーメンにありつけた。
そうめんのような極細面。
ここのラーメンはコクがあるけど、しつこくないスープでとてもおいしかった!
でもやばい!行列に並んだせいで、帰りのフェリーの時間に遅れるかも!
帰りもまた急いで佐賀関港へ車を走らせた。
しかし、鳥栖JCから日出JCの間ってけっこう長く感じるね”(-“”-)”
何とかギリギリ佐賀関港に到着してフェリーに乗り込んだ。
まとめ
一泊二日だったので、バタバタとあわただしい旅だったけど、友泉亭公園で優雅なひとときを過ごせたし、人生初の大相撲が観戦できたし、太宰府天満宮や天開稲荷社、奥の院にもお参りできたし、おいしい博多うどんや豚骨ラーメン、モツ鍋を味わえた。
ただ、呼子のイカが食べられなかったのだけが心残りやなぁ(*_*;
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