以前、四国出身の女子プロゴルファーの鈴木愛さんと河本結さんの記事を書きましたが、今回は将来が有望な女子プロゴルファー丹 萌乃(たん もえの)さんのことを紹介します!
リスのような愛くるしいルックスと、優しい笑顔が素敵ですよね。
愛媛県西条市出身の丹 萌乃さん
丹 萌乃さんは、愛媛県西条市出身の22歳。
渋野日向子さんや河本結さんらの黄金世代よりは少し年上ですね。
西条市といえば、西日本最高峰の石鎚山の伏流水を“うちぬき”と呼んで親しまれています。
“うちぬき”は市内に2000か所以上もあるとか。
丹 萌乃さんも、このおいしい水を飲んで育ったんでしょうね。
僕はまだ見たことがありませんが、“うちぬき”のおいしい水を飲んでみたいものです。
松山市では夏場に水が足りなくなることが多いのですが、西条市では渇水には無縁なんですね。
それで、松山市から西条市に「水を分けてほしい」というニュースが流れることが多いのです。
丹 萌乃さんの経歴
1996年12月31日生まれました。一年の最終日、大みそかですね。
西条市立氷見小学校に入学します。
7歳でゴルフを始め、2007年、第5回 愛媛県小中学生ゴルフ大会の小学生女子の部で優勝します。
小学5年生の時なので、ゴルフを初めて数年で優勝とは!
西条市立西条西中学校に入学します。
2009年、第7回 愛媛県小中学生ゴルフ大会で、1年生ながら中学生女子の部で優勝します。
岡山県津山市にある私立高校の岡山県作陽高等学校を卒業します。
2008年と2015年に、全国高等学校ゴルフ選手権大会で女子ゴルフ部が優勝したほどのゴルフ強豪校なんですね。
女子プロゴルファーでは、4年先輩の東浩子さん、2年後輩の渋野日向子さんも卒業生です。
ちなみに、他の卒業生には、オダギリジョーさんやNARUTO -ナルト-の作者岸本斉史さんなども。
丹 萌乃さんの戦績
2018年にプロデビューし、8月のステップ・アップ・ツアー第15戦の山陰合同銀行 Duoカードレディースでツアー初優勝しましたよ!
ちなみにこの大会で、渋野日向子さんは7位タイでした。
2018年のステップ・アップ・ツアーにおいて、平均パット数1位を獲得!
2019年は、予選落ちが2戦続いた後、3月のTポイント×ENEOS ゴルフトーナメント(上田桃子さんが優勝)で26位タイ、賞金73万円を獲得。
6月のリゾートトラスト レディス(原英莉花さんが優勝)では今季最高の7位タイ、賞金280万円を獲得しました。
その後12戦連続予選落ちが続き調子を落としてしまいました。
11月の大王製紙エリエールレディスオープン(渋野日向子さんが優勝)は地元の大会だしコースにも慣れているので結果が欲しかったのですが、予選落ちで今季の戦いを終えました。
出場35試合中25試合で予選落ちとなり、不本意な結果でした。
優遇されるLPGA会員
昨年プロデビューし、今季はTPD(トーナメント・プレーヤーズ・ディヴィジョン)単年登録者として参戦した丹 萌乃さん。
TPD単年登録者は一年間だけの資格ですので、LPGA会員と比べて待遇面で何かと不利なんですね。
登録料が毎年54万円(LPGA会員は入会金60万円を一度きり)かかりますし、QT(クォリファイングトーナメント)のエントリーフィーが108,000円(LPGA会員は54,000円)必要です。
また、LPGA会員が使えるホテル代やレンタカー代の優待料金が、TPD単年登録者には使えないのです。
来季は、何とかここから這い上がってLPGA会員になってほしいものです。
まとめ
愛媛県西条市出身の丹 萌乃(たん もえの)さんについて紹介しました。
春先から初夏にかけて少しずつ調子が上向いているように思えたんですが、秋にかけて失速していきました。
今季の賞金ランキングは91位で、獲得賞金は826万円。
残念ながらシード権や最終QT出場権は獲得できませんでしたね。
結果がすべてのプロの世界で生きていくのはものすごく大変で、来季は厳しいシーズンになると思われますが、応援していますのでがんばってください!
コメント