斎藤工が愛媛県が舞台の映画“ソローキンの見た桜”に出演した理由

ソローキンの見た桜


“ソローキンの見た桜”は、日露合作プロジェクト映画として、2019年に公開されました。

日露戦争の時代の、日本人看護師と、ロシア兵の許されない恋愛が描かれています。

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ソローキンの見た桜

“ソローキンの見た桜”は、元々ラジオドラマ“松山捕虜収容所外伝~ソローキンの見た桜”として2004年に製作されたものです。

作家の青山淳平さんの松山ロシア物語を原案として、愛媛県松山市にある南海放送株式会社の田中和彦社長(現在は会長)がラジオドラマの原作を書きました。

第1回日本放送文化大賞ラジオ・グランプリを受賞した、素晴らしいラジオドラマでした。

そして10数年の時を経て、井上雅貴監督によって映画化されました。

1904年から1905年に起こった日露戦争の時代に、愛媛県松山市にあったロシア兵捕虜収容所で出会った日本人看護師とロシア将校の恋物語です。

日本人看護師役と、現代に生きるテレビ局勤務の女性の二役に阿部純子さんが挑んでいます。

その先輩役に斎藤工さんが出演されています。

でも、このメジャーとは言えない映画になぜ、あの斎藤工さんが出演されているのでしょうか?

“ソローキンの見た桜”に斎藤工さんが出演した理由は?

この映画の原作者である南海放送株式会社の田中和彦会長が、自身のラジオ番組“ラジオマンの憂鬱”で語っていたのですが、当時の斎藤工さんは、映画を2本抱えていて、テレビにもレギュラー出演するなど、とても忙しい毎日だったとか。

そんな超多忙なスケジュールの中、斎藤工さんがなぜ“ソローキンの見た桜”に出演したのか?

それは奇跡的な出来事だったそうです。

斎藤工さんの所属事務所ブルーベアハウスの社長である澁谷京子さんが愛媛県松山市出身という縁で、「この映画は素晴らしい。ぜひ出演するべきだ」と、斎藤工さんに強くすすめたらしいのです。

という経緯で、なんとかスケジュールを調整して、出演することになったのですね。

そして撮影の合間には、主演の阿部純子さんが「どうして斎藤さんは、こんなにロシア兵墓地のことに一生懸命なんですか?」斎藤工さんに尋ねると、「いつか小説にして、映画にしようと思ってるんだ」と言ったそうです。

斎藤工さんは、これまで監督として何本か映画を撮っていますが、2023年公開予定のスイート・マイホーム(窪田正孝さん主演)も、控えていますね。

いつの日か、ロシア兵墓地の話が映画化されるのを楽しみにしています。

 

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まとめ

映画“ソローキンの見た桜”に出演された斎藤工さんのことを書きました。

様々な人との出会いがきっかけで、映画は出来上がっていくんですね。

ちなみに、この映画には以前記事を書いたことのある、僕の好きなラジオパーソナリティーの杉作J太郎さんもテレビカメラマンの役で出演していますよ。

杉作J太郎さんのラジオ「杉作J太郎のファニーナイト」が面白い!
愛媛県松山市の南海放送ラジオで放送されている「杉作J太郎のファニーナイト」(杉作ナイト)の魅力をお伝えします。愛媛県で一番おすすめするラジオ番組!ひなた狼さんは復活するのか?

アメリカからの映画がストップしている影響で、この“ソローキンの見た桜”が現在再びロシア国内で上映されているようです。

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